イルのみちびき

イルのみちびき5話〜いざリニツィオルーチェ王国へ!〜

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ビルはしばらくの間イルと行動をともにすることになった。

疑いの晴れたイルは、ビルに縛られていた縄を解いてもらう。

そして、イルはゆっくりと立ち上がり、ビルに言う。

イルー「まずこれから何をするのかだけど、この村にいてもやることはないからひとまずはリニツィオルーチェ王国に行こう。」

イルは続ける。

イルー「俺はまず国というものがどういうものなのかを知りたい。住民の様子や国の雰囲気とか出来るだけいろんなものを。」

イルはさらに続ける。

イルー「それにビルが探している”ユウ”が生きているとしたらリニツィオルーチェ王国にいくと思うしな。」

イルの言葉に対してビルが言う。

ビルー「確かにイルの言う通りだ。リニツィオルーチェ王国に行くのは俺も賛成だぜ!一度中に入ってみたかったから楽しみだ!!」

ビルの言葉の後に、イルはビルに問う。

イルー「そうと決まれば出発だ!俺についてこい!…と言いたいところだが道がわからないからビルよろしく。」

イルの言葉にビルが反応した。

ビルー「はいはい。リニツィオルーチェ王国まで案内してやるよ。」

イルー「頼む!」

イルとビルはそう話をつけると早々に村を出た。

リニツィオルーチェ王国はオークールソー村の近隣国ということもあり、そこまで遠くはない。また、道のりはそこまで険しいわけではなく、2時間ほど歩き到着した。

 

<リニツィオルーチェ王国>

街全体が中が見えないくらいの城壁に囲まれており、入れる場所は決まっている。入り口には王国軍と思われる男が2人と扉上部に2人配置されている。入国するための審査を一人一人行なっている様子。

 

<リニツィオルーチェ王国の門の前>

イルー「ここがリニツィオルーチェ王国か…。とても立派なところだな!」

そういうと自慢げにビルが言う。

ビルー「かっこいいよな!俺はこの国に入るのが一つの夢だったんだ…。泣」

泣いているビルに対し、イルは苦笑いを浮かべ続ける。

イルー「王国軍になるのが夢なのに入ったことなかったのか…。じゃあ、俺と一緒で今日初めてこの国に入るってことだな!わくわくするな〜!!」

ビルー「めちゃくちゃわくわくする!本当に楽しみだ!」

イルとビルは感情を高ぶらせて言った。

そして、イルたちはワクワクしながらリニツィオルーチェ王国の門の前まで来た。門番が尋ねる。

門番ー「通行証はあるか?」

イルー「・・・。」

ビルー「・・・。」

門番の言葉に二人は固まった。リニツィオルーチェ王国は国の形をみてもわかるが、かなり強固な守りを固めている国だ。そうやすやすと通してはくれない。2人はリニツィオルーチェ王国に入れるという楽しみな気持ちが先行してしまったため、そこまで考えていなかったのだ。

数秒の沈黙からイルが言う。

イルー「通行証はもっていません!(思考停止)」

イルの言葉にビルは思う。

ビルー「(こいつはなんて清々しいんだ。通行証を持っていないと入れないんだぞ?….いやまてよ。正直に伝えたら通してくれるかもしれないと読んでの行動なのか?それならここはイルに合わせてみるとしよう…!)持っていません!」

イルの発言に深読みしたビルもイルに続いて言った。その言葉を聞いて門番は言う。

門番ー「…お前らふざけてんのか?」

門番が続けて言う。

門番ー「お前たち、この国にくるのは初めてか?この国に入るなら”通行証を持ってくる”か”この国に住んでいる人に通行許可をもらうか”の2つしか方法はないんだ。俺たちも入れてやりたいんだが、どちらかをクリアしてないとな…。」

リニツィオルーチェ王国では入国の際に原則として”通行証”が必要である。しかし、通行証がなくても、リニツィオルーチェ王国に住んでいる人間から通行許可を受ければ通行証と同様の扱いを受け、入ることができる。

門番の説明を聞いてイルは質問する。

イルー「なるほど…。その通行証というものはどうすれば手に入る?」

イルの質問に門番が答える。

門番ー「国や町であればどこでももらえるぞ。村もそこまで小さくなければもらえるんじゃなかったっけな。」

門番ー「ただ、国はうちと同様に通行証を必要とする場合がほとんどだから、この周辺にある町や村にいってもらってくるのがいいと思うぞ。」

門番の回答に対して、ビルが言う。

ビルー「じゃあ俺たちは別の町や村に”通行証”を取りに行かないと入れないってなんだな?(真顔)」

ビルの質問に対して門番とイルが言う。

門番ー「さっきからそういっているんだが。」

イルー「ビル、お前は頭が弱いんだ。少し黙っていてくれ。」

ビルは落ち込んだ。そして、イルが門番に言う。

イルー「わかった。それなら通行証を取りに行って、またここに来るとしよう…。」

イルたちは門前払いを受けた。ビルが言う。

ビルー「なんだよ、普通に入れねーのかよ。」

ビルの言葉に対してイルは落ち込みながら言う。

イルー「そうみたいだな…。」

続けてイルがビルに尋ねる。

イルー「なあ、ビル。ここから一番近い町はどこだ?村でもいいが。」

イルの質問に対してビルが答える。

ビルー「一番近い村はオークールソー村だったんだけど、もうそれは無理だから、それ以外だとどこもかなり遠いな。馬に乗っても3日はかかる。」

イルー「…なるほど。それなら通行証を取りに行くと言うのは得策ではないな…。それならこの国の周辺で通行許可をくれそうな人を探すか!」

イルの提案にビルが答える。

ビルー「そうしよう!」

イルとビルはリニツィオルーチェ王国に入国しようとしている人間に片っ端から声をかけ、リニツィオルーチェ王国に住んでいるかどうか、また住んでいれば自分たちに入国許可をくれないかと頼み込み続けた。

しかし、なかなか入国許可をもらうことができずに夜になってしまった。そしてビルが言う。

ビルー「…なあイル、今日入国許可をもらえなかったら俺たちどうなるんだ?」

ビルの質問に対してイルが言う。

イルー「野宿だ!」

暗くなるにつれ、リニツィオルーチェ王国に入国する人の数も減ったため、この日の頼み込みは断念。二人は近くで野宿をすることになった。

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