イルのみちびき

イルのみちびき13話〜ユウVSファスティムの結末〜

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<ユウVSファスティム>

致命傷を与えたはずのユウをみてファスティムが動揺している。ユウは薄ら笑いを浮かべファスティムに向かって言う。

ユウー「俺は確かにお前よりも弱いかもしれない。だがな、今この瞬間も俺は凄まじいスピードで成長してんだよ!そして、この戦いの最後にはお前の強さを凌駕している。」

ユウの言葉を聞き、動揺しながらもファスティムは再び力を使い、叫びながら斬りかかってくる。

ファスティムー「”この戦いの中で成長している?””この戦いの最後に俺を凌駕している?”何を馬鹿げたことを!お前なんかが俺に勝てるわけがないんだよ!」

その瞬間、ファスティムにわずかな隙が見えた。その隙をユウは見逃さなかった。

ユウー「(…隙ができた、いまだ!)」

ユウがファスティムの隙をみて斬りかかる。攻撃はファスティムに当たり傷を負わせた。ファスティムが自分の傷を触りながら言う。

ファスティムー「….傷?俺が傷をおっている…?」

ファスティムは動揺している。が、さすがは軍のエリート。動揺した姿が消え、ユウを好敵手と認めるかのように真剣な眼差しでユウを見る。その姿を見てユウが思う。

ユウー「(…すごいプレッシャーだ。)」

凄まじいプレッシャーを放ちながらユウと剣を交える。それはユウも同じこと。

お互い、自分が持ち得る力を器用に使い、スピードや力を強化。ユウはファスティムとの戦いの中で成長し、特訓の時よりもはるかに効率的に力を使いこなしている。ずば抜けたセンスだ。

二人の斬り合いは激しさを増す。次第に、あたりは衝撃でボロボロになり始めていた。そこでユウはあることに気づく。

ユウー「(…衝撃で建物が崩れるってことは…。)」

ユウはある仮説を立て始めた。それは、剣を振り下ろす瞬間に力を腕に集中させ、スピードを最大化すれば斬撃が生まれ、剣が相手に届かなくても攻撃が当たるのではないか、と。ユウはファスティムと剣を交えながらもその仮説をバレないように試す。そして、その仮説は正しかった。

ユウが言う。

ユウー「ファスティムよ、確かにお前は強い。だが、お互い限界も近いはずだ。これで終わりにしよう。」

そう言うと、ユウはさらに集中力を高めファスティムに狙いを定める。すごいプレッシャーを放っており、ファスティムのそのプレーシャーを感じ取っている。

ファスティムが思う。

ファスティムー「(何か隠し持っているのか…?とにかく、奴の言葉に嘘はない。全力で行くしかない。)」

ユウが仕掛ける。超スピードでファスティムの目の前まで行きユウが剣を振り下ろす。しかし、ファスティムも反応し剣を防ぐ。

ユウは隙を作らないようにひたすら攻撃する。一振り一振りが重い。ファスティムは思わず引いた。

その瞬間、ユウは全ての力を腕に集中させありったけの力で腕を振り下ろした。

ユウー「ファスティム、これで最後だぁぁぁ!」

引いたファスティムに斬撃が飛んでいく。ファスティムが剣で防ごうとするが、実態のない攻撃のため剣だけでは防ぎきれない。ファスティムは叫ぶ。

ファスティムー「なんだとぉ!!」

ユウの斬撃は見事ファスティムに命中した。ありったけの力で放った渾身の斬撃を食らった。ファスティムは横たわり瀕死の状態だ。

ファスティムが弱りながらユウに言う。

ファスティムー「まさかあんな隠し球を持っていたとは…。」

ファスティムは力尽きた。

その様子を見てユウの緊張が溶けて膝から崩れ落ちた。

ファスティムとの戦いを振り返り、心の中で言う。

ユウー「(全部出した…。あの斬撃を防がれていたら負けていた…。ギリギリの戦いだった。)」

死と隣り合わせだった戦いの中で、イルの力をうまく使いこなし、さらにユウは強くなった。

ファスティムとの戦いでユウは今持てる全ての力を出し切ったのだ。ユウは言う。

ユウー「ビル、あとは頼んだぞ…!」

 

<イルとビル>

ユウと分かれてからビルたちは王を探すために王宮内を走り回っていた。ビルが言う。

ビルー「イル、ユウは大丈夫かな…?」

ビルの質問にイルが答える。

イルー「…信じるしかないさ…!」

イルは真剣な顔でビルに言い、ビルは頷く。

イルが言う。

イルー「俺たちは俺たちのやるべきことをやろう。」

イルたちは王を探すために王宮内を走っている。

 

<人質開放組(ライデン)>

グラスとの戦いを終え、クラムの言った通りの場所へ向かった。

軍大将が警備していたと言うこともあって、他の警備はまったくおらず、人質が収容されている扉の前までは誰一人として会うことはなかった。

流石に人質が収容されている扉の前には警備が2人付いていた。が、ライデンはその警備を一瞬で気絶させ、扉を開いた。ライデンが言う。

ライデンー「みんな、大丈夫か?」

人質は危害を加えられている様子もなく、ただ牢屋に入れられていただけのようだった。ライデンは急いで牢屋の鍵を探し出し、牢屋の鍵を開け人質を開放していく。

人質を次々に開放していき、最後の牢屋を開けた。その瞬間、ライデンは驚いた様子で言う。

ライデンー「…クラム様!?」

そこにはここにいるはずのないクラムがいた。そのクラムが動揺した様子でライデンに言う。

クラムー「ライデン、私たちの作戦が知られていました。早くイルのところへ行かなくては!」

クラムの発言にライデンは驚いた様子で言う。

ライデンー「それは本当ですか!?」

ライデンの問いかけにクラムが言う。

クラムー「父上は私たちの作戦を全て知った上で対策を立てているようです。このままでは、イルたちが危ない!」

クラムの様子を見てライデンが言う。

ライデンー「クラム様、ここは私に任せてイルたちの元へ!」

ライデンの言葉を聞いていた人質たちが言う。

人質ー「これたちはここから自力で出られる。ライデンの旦那もクラム様と一緒に行ってくれ!」

ライデンは少し考えたが、その言葉を信じクラムとともにイルたちの元へ向かった。

ライデンー「クラム様、急ぎましょう!」

イルのみちびき14話を読む!

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